夏目漱石の「月が綺麗ですね。」・・・をインド風に言うと?!
皆さまこんばんは、武本です 。
日本ではいよいよ冬本番というところでしょうか、12月にも近づき、ブラックフライデーを迎え、クリスマスシーズンで賑わっていることかと思います・・・。
クリスマスはまだまだですが、インドにもクリスマスを祝う習慣はあります。
ちなみにクリスマスはヒンディー語で
「バラー・ディン」
(直訳すると、「でかい日」、ほんとですよ。)
「今年のクリスマスはなにしよか・・・そもそも休みあるんか・・・?」
とかいろいろ考えているうちに、たくさん小説を買ってしまいました。
あまり知られてないかもですが、インドの本はめっちゃ安いんです!
今回はアマゾンで6冊買って約2500円ほど。一冊400円ほどですね。この中には600ページの長編もあったりするんで、かなりお得感ありました。意の向くままに買ってしまったので600ページもあるとはつゆしらず。
読み終えれるか不安ですが、しかし、小説に没頭すればクリスマスのことなど忘れられるでしょう。安いもんです。
今回購入したのはすべてインド系作家の本で、英語で書かれてます。インド英語文学とジャンル分けされるみたいですね。英語で小説を書くような人はほとんどの場合、欧米のネイティブに近いレベルで英語を操ります。
今読んでいるのがアルンダティ・ロイの"THE GOD OF SMALL THINGS"。邦訳もされていて、「小さきものたちの神」という邦題で出版されています。
ただですね、正直言いまして、1ページめくるごとにわからない単語が出てきます・・・。
「なんや?!なんでこんな意味わからん単語使うねん?!」
と、葛藤しながらではありますが、なんとか読んでます。というか読む努力をしてます。レビューを読んだところ、この小説の伝えるメッセージはいまの自分にとって非常に意味のあるものな気がしたので、これはなんとしても読み終えたいところです。アルンダティ・ロイさんはダム開発や新自由主義、階級的排他性などについて意見を発信する、批評家、活動家の一面も持っています。
さてさて、本の紹介はこのあたりにしておいて。
インド系作家の小説を調べてるときにふと思ったんですよ。
タイトルにもあるように
夏目漱石の「月が綺麗ですね。」をインド風に言うと?!
どうなるんやろ、って。
・・・これはもう、バラナシ暮らしが長かった自分に言わせると
「川が綺麗ですね。」
もちろんガンジス川のことですよ。
インドと日本の愛情に対する考え方の違い、精神性の違いとかを考えて書こうとしたんですが、心からあふれる思いをとどめることができませんでした。
「なんやそれ、もっとええ表現あるがな・・・!」
という方いらっしゃれば、ぜひ個人的にでも共有してもらえると嬉しいです。
以上、武本でした!