ぐっばいいんでぃあ

本日は三浦の番。

 

更新がまちまちになってしまい、

楽しみにしている方(いない)申し訳ありません。

 

気付けば1月も終わりですね。

 

そして1月も終わりということは、

私が日本に帰る日がいよいよだということです。

 

2月1日がインターンシップ最終日で、

その日の深夜に出て2日の夕方に日本に着くと。

 

なんで今日でブログ卒業しようかと思ったのですが、

せっかく2日が木曜日で私の番なので、

日本に帰ったその時の感想を書いて終わりにします。

 

というわけで!これがインドから送る最後のブログ。

 

改めてテーマを決めて書くのもいいなと思ったのですが、

今日は今までの5か月を振り返りにしていきたいと思います。

 

気付いたこと、変わったこと、そんなことを中心に。

 

心していきます!!

 

 

 

 

さて、私がインドに到着したのが9月1日の夜。

 

空港で社員の人に出迎えられ、タクシーでホテルへ。

 

目撃した牛の数3匹。

 

あぁ、そういえばこの時は、

牛がいることにめちゃめちゃ驚いていた!

 

今でこそ、本当にどこにでもいる牛に

驚くことはなくなりましたが、、、

 

もう牛さんに会えなくなるとは、悲しい。

 

 

 

次の日は朝ごはんでプリを食べましたね。

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揚げたて。

 

カレーに色々な種類があることはしていたけど、

付けられる側?はナンしか知らなかった。

 

似てるけど、少しずつ違って、

カレーと組み合わせればその味は無限大!!!!

 

ちなみに私はガーリックナンとチキンバターマサラが好きです。

 

そこからインド人に囲まれて、手食生活が始まりました。

 

食ていうのはその国の文化が色濃く表れる場所ですよね。

 

土地柄や気候、宗教に歴史なんかが組み合わさって、

その国、土地にあった料理が出来上がっていきます。

 

インドに来てから5か月、カレーを食べなかった日は

一日もなかったと思います。三食カレーもしばしば。

 

 

 

そういえば食の話のついでについこの間の話を。

 

この前インド人5人ほどに日本食を振る舞いました。

日本人の知り合いの方から唐揚げ粉と胡麻和えのもとを頂き、

料理下手ながらも頑張りました。

 

結果。

 

唐揚げは大好評。

なんのマサラ(≒香辛料)使ったんだって聞かれたから、

「ジャパニーズスペシャルマサラ」

ってなるべくかっこよく言いました。

 

そして胡麻和え。

こちらは野菜ゆでて胡麻和えの素を混ぜただけ。

彼らは、

 

「このカレーもっとないのか」

って、

 

胡麻和えはインドでカレーと呼ばれました。

 

続いて、キャベツが余ったので千切りに。

唐揚げもあるし相性いいかなあって。

 

インド人、

 

絶句。

 

受け入れられませんでした。

 

 

ただ全体としては意外と好感触。

 

日本のイメージアップしておきました。

 

 

 

話を戻って初期のころ、

 インターンシップ先で宗教について学びました。

 

インドに来るまでに準備期間は沢山あったはずなのに、

ヒンドゥー教が多い、ってい事実だけしか知りませんでした。

 

最初に驚いたことは、ヒンドゥー教では

数えきれらないほどの神様がいるということ。

 

神道なんかと似ているような気もしますが、

神様一体一体にしっかり実態があって描かれています。

 

最初に紹介されたのはゾウの神様ガネーシャ。

鼻は口を隠して、耳の大きい象は、

人の話をよく聞きましょうっていう教えもあるよう。

 

口が一つなのに耳が二つなのはなぜか、

なんていうユダヤ教の教えにも通じるものがありますね。

 

ガネーシャの乗り物はネズミで、部屋の四隅を動き回ることから、

多面的に物事を見ることを表すとか。

 

あぁ、神様は一つ一つの細かいところまで意味を持っていて、

それを教訓にしているんだなって感じました。

 

いやガネーシャの教えはたぶん守られていませんが。笑

 

 

 

他にも有名なところでブラフマー、ヴィシュヌ、シヴァの

三大神なんかと、その奥さんたちも有名です。

 

ちなみに先ほどのガネーシャはシヴァの子ども。

 

もう一つついでに、私の一番好きな神様の紹介。

 

それは、サラスヴァティ(Sarasvathi)

vがwの音に聞こえるのでサラスワティに聞こえますが。

jugaad-india.hatenablog.com

 

彼女は上のブラフマーの奥さん。

 

肖像権とか、神様の力とか怖いので画像は載せませんが、

是非画像検索で見てから続きを読んでいただきたい。

 

この神様は、ロータス(蓮)の上に座っていて、

ヴィーナという弦楽器を手に持っています。

乗り物は孔雀か白鳥です。(私は孔雀であると都合がいい)

 

絵を見ながら、こんな説明を受けました。

 

ロータス(ハス)の特徴は汚い沼に咲くこと。

汚い環境から綺麗な花を咲かせる、素敵な花なんだ。

ヴィーナは弦楽器で、この揺れで知識を広げていく。

乗り物の孔雀も知識を蓄えて羽を広げるんだ。

 

なんだか、5か月の前のことで忘れてしまいました。(あれ)

 

細かいことは置いておいて、彼女は学問の神様です。

 

このクジャクに思い入れがありまして、

実はクジャクってインドの国鳥なんです。

 

そしてクジャクはサンスクリット語(大昔の言葉)で

Mayura(まゆら)

これが私の名前、三浦と似ているということで、

初日から盛り上がったのを覚えています。

 

そして、このサラスヴァティ―とクジャクの話なんかを

聞きながら、なぜか悟りを開いた気分に。

 

というのも、どちらも共通することは、知識を通して

他の人を幸せにするということだったのです。

 

「みうらは孔雀で、しかもそんな意味が、」

 

そんな感じで、

美しいクジャクになろうと思ったのでした。(いやわけわからない笑)

 

これが一番好きな神様、サラスヴァティと

その乗り物クジャクのお話。(長くなりました。)

 

 

 

あとは、何があったかな。

 

変わったことと言えば、日本の社会進出についての意見とか。

 

一度、日本人とインド人何人かと話をしたときに、

日本は女性の社会進出遅れているよねって話になって。

 

それから、凄く興味を持って本やネットで色々調べていました。

 

インドに来る頃は、将来は自分が頑張って働いて、

奥さんには子育てに専念してほしいなぁ、なんて思っていました。

 

色々な意見があって、何が間違っているとかではないけれど、

今は、頑張って共働きできる夫婦がいいななんて考えています。(現在22歳)

 

この辺は長くなるので割愛で。

 

 

思い出せば、色々出てくるけど5か月経ったら何が特殊なのか

ちょっとわからなくなってきましたね。

 

そんな意味で、このブログは自分に気づきを与えてくれる、

非常に有意義な時間でした。

 

面倒なことが苦手な私は日記やブログは難しい。

 

そこを三人で書くということで、ちょっとした義務が加わって、

ぼーっとしてたら気付きそうにないことにまで

目を凝らすことができました。

 

私を快く?受け入れてくれた武本君と中村君に感謝!

次の書き手探し頑張って、笑

 

なんか終わりみたいになってしまいましたが、

木曜日に記事を書いて終わりということにします。

 

日本に帰ったときに何を感じるのか。

楽しみもありますが、寂しいですね。

 

 

 

 

色々ありましたが、有意義な期間でした。

 

幸い何事もなく、(思いっきりこけて痛かったことはありますが、)

帰国できそうでよかったです。

 

インドやインド人についてはもちろんわかりましたし、

文化、特に普段の食事と、宗教についても。

 

何よりも、自分がどういう人間なのかというのも学べました。

どういうときに楽しいのか、何に興味があるのか、

逆にいらだって、つまらなく感じ、ストレスが溜まるのか。

 

インドという非日常に放り出されることによって、

自分の喜怒哀楽は日本にいるときよりも敏感に感じ、

それを通して自分を見つめなおすことができたわけですね。

 

思い掛けない収穫でした。

 

 

 

 

さて、結局何が書きたいのかもよくわかりませんでしたが、

今日はこの辺にして、残り二日を楽しみます。

 

次の私の更新は2日、日本からお届けします。

 

お楽しみに?

 

Mayura