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宗教・クリケット・ボリウッド・・・この3つがインドにとって○○?

武本です。

みなさま、新年あけましておめでとうございます。

 

2016年は自分にとって、激動の年となりました。

昨年のお正月はバラナシで迎え、今年はハイデラバードにて。

自分でもまさか二年連続で新年をインドで迎えるとは予想外でしたが、インドの存在感があふれる、スパイスの効いた2016年になったかと思います。

また、たくさんの方にお世話になり、支えられ、無事に新年を迎えることができました。

2017年も更なる躍進の年となるよう頑張っていきたいと思います。

 

前回の記事

 

jugaad-india.hatenablog.com

 

の続編を書こうと思ったのですが、今日はちょっと別の話を。

 

先日、電車でハイデラバードからデリーへ向かっていたときのことなのですが、

(約20時間かかりました・・・)

そこで1人のバイヤーと出会いました。

自称職業がDJで、英語を非常に流暢にあやつり、見るからにお金持ちそうだなあという風貌の彼と電車の中で仲良くなり、いろいろなことを話しました。

 

彼によれば、3つのものがなくなれば、インドは世界でNO1になる!とのこと。

(No1の定義や、そもそもNo1なんでないやろ、というご意見もあるとは思いますが、

ここでは少し置いておきます)

 

その3つのものとはズバリ!

 

①宗教

②クリケット

③ボリウッド映画

 

 

・・・・・

 

 

いやいや、これなくなったらインドじゃなくなるやろ・・・

 

 

と思ったのは自分だけではないはずです。

 

少しだけ解説を加えると、

 

たとえばヒンドゥー教。寺院に行けばわかるのですが、本当にたくさんの人が毎日訪れます。そこで、日本と同じように、いや、もしくはそれ以上に熱心に、人々は寄付をします。

彼がによると、その額はインド全土で考えるととんでもない額になるとのこと。寺院の横で家もなく、物乞いをしている子どもがいる一方で、神様のためという言い分で聖職者に寄付をする・・・これはおかしいんじゃないかというのが彼の言い分でした。

 

クリケットにしても、ボリウッド映画にしても彼が言いたかったのは同じことで、クリケットのインド・パキスタン戦でどれだけの額がギャンブルとして賭けられるか、ボリウッド映画にしても、高額な製作費をかけて作る映画、果たして本当にいい映画はどれだけあるのか、などなど。

 

初めこそ言ってることを理解するのは難しかったですが、

よくよく聞いてみると、なるほど、と思うこともありました。

 

中村が年末の記事で書いていましたが、

たとえばインドで貧困層という言葉を使う時、その人たちがどのような暮らしを送っていて、どういう趣向を持っているのかを理解することが重要で、それを知ることなしに貧困を解決したいというのは、不可能で、同時に危険なことでもある、と。

本当にその通りで、そもそも彼らの暮らしを知ることなしに、

「きっと自分たちの様な豊かな暮らしをしたいだろう」

という憶測で行動するのは独善的で、押しつけがましい気もします。

 

もちろん関わりたい人々を理解することも重要なのですが、それと同時に今回彼が教えてくれたような現実があるということ。

 

人々がどのように、なんのためにお金を使うのかということは、社会的・文化的な影響も大きくて、インドでは特にそれが顕著なのではないでしょうか。

 

そして、それらを理解することもまた、自分とインドの関わり方、関わりたい人々を考えるときに、大事になるんだと感じています。

 

以上、武本でした。

読んでいただいた方、ありがとうございます!

ブログも残り2カ月ですが、今年もよろしくお願いいたします。