ベジタリアン①
前回の記事かちょうど一週間ぶりの三浦です。
家の前が工事によって突然冒険になりました。
どこに行くにも一苦労といった感じです。
さて、いつも前置きが長くなってしまうのでこの辺にして置きます。
ちょっといいテーマがあったので久しぶりにしっかり書いてみようと思います。
それは、ベジタリアンについて!!
少し力を入れて書いてみたいなと思ったので、なななんと!四回に分けて書いていこうと思います。(ネタがないので稼ぎにいきます)
これからの大まかなテーマは
①菜食主義者とは
②インドの宗教と菜食主義
③菜食主義と日本と水
④菜食主義と私、これからの世界と食
この四つに分けて書いていこうと思います。
というわけで早速今日のテーマに入っていきましょう!
ベジタリアン①
~菜食主義者とは~
今日の所はこれから扱うこのテーマについての概要と、書こうと思った動機を記しておこうと思います。
まず皆さんご存知のように、日本でベジタリアンの方ってほとんどいませんよね。少なくとも私は一人もあったことがありません。
急に何かに目覚めたかのようにベジタリアンに挑戦している人がいますが、長く続いている人を見たことがありません。
日本に馴染みの薄いベジタリアン。
それをテーマにしようと思ったのはインドでの気付きが大きかったからでしょう。
その前に、私が初めてベジタリアンの方にあったのは、約三年前。大学一年の春休みにマレーシアに海外初一人旅に行ったときでした。
最初に泊まったドミトリーが四人部屋で、マレーシア人、サウジアラビア人、フィンランド人と私日本人が宿泊していました。
翌日その四人で近くのレストランに行った際、そのフィンランド人の方が肉の入った料理を取らなかったので不思議に思って見ていました。
そう彼はベジタリアンだったのです。
もちろんベジタリアンの方が世界に多くいることは知っていました。しかし、初めて会った時には、どことなく不思議な感覚がしたのを覚えています。
なにがびっくりって彼がめちゃめちゃ筋肉隆々だったことですけれども。笑
そんな些細だけど不思議な出会いから約三年。ここインドにやってきました。
インドではベジタリアン用のレストランが多くあります。
また、どこのレストランに行っても、メニューの中でベジとノンベジ(肉、魚介を含む料理、Non-veg)が分けられているか、マークがついています。
(左赤色のマークがノンベジ、右緑色のマークがベジ)
ベジタリアン用レストランが多いことに加えて、安いこともあって最初の方はあまり肉を食べない生活を送っていました。
肉が食べたい!!と発狂しそうになりながらも、文化の違いを感じていました。
詳しいインドのベジタリアン文化は次回にするとして、今回は大まかな概要を追っていきたいと思います。
ますベジタリアンとはなんなのか!
多くの人は全く分からないということはないでしょうが、日本語で言うと「菜食主義者」です。
では、本当に野菜しか食べないのか?肉は全く食べれないの?乳製品は?卵は?
という疑問が出てくるのでまずはそこから。
この疑問に対する簡単な答えはこれ
ベジタリアンも人それぞれ。
はいー。 今日はこれが皆さんに伝わればOKです。
それでは、
三浦
おっとーーーーー!!こんな中途半端に終わってはいけませんね。
皆さんがブラウザを閉じずにここに到着してくれたことに感謝します。
さて、ベジタリアンも人それぞれということですが、どういうことか。
それは、ベジタリアンといっても下に書くように分類できるということです。
1)ビーガン(純粋菜食)
純粋と付くだけあって、菜食にこだわります。
また、動物製品を身に着けない人もいるようです。盲点でしたが、納得。
ベジタリアンと聞くと彼らを思い浮かべる人も多いかもしれません。
2)ラクト・ベジタリアン(乳菜食)
名前の通り、菜食に加え、乳製品を取ることができます。
私がインドで見るベジタリアンはこのパターンが多いように思います。
3)ラクト・オポ・ベジタリアン(乳卵菜食)
上に加えて卵を食べることができます。
私のベジタリアンのイメージはこれでした。
卵が食べれたらタンパク質取って生きていけそうというイメージ。
4)ペスコ・ベジタリアン
上に加え魚もOK
5)ポーヨー・ベジタリアン
1)~3)に加え鶏肉もOK
4)と5)に関してはどうなんでしょうね。笑 ベジタリアンと呼べるのでしょうか。
これらをベジタリアンと認めない見方もあるようです。
これらの情報は日本ベジタリアン協会さんのサイトを参考にさせていただきました。
どうでしょう。皆さんのベジタリアンのイメージはどこでしたか?そんな種類があるなんて常識だよ!って方もいたかもしれません。
もう少し違う分け方もあるようですが、この辺で。
ところでこう思った人はいないでしょうか。野菜は食べていいの?野菜も生き物だよ?って。
私はベジタリアンの文化に触れてこういう考えが浮かんでいました。小学生のときとかに、植物も生きているみたいなことを教わった気がして。
だから、そういった考えの人がいてもなーなんて考えていました。死んでしまいますが、笑
調べてみると「フルータリアン」なるものが存在するようです。
その名の通り、フルーツや木の実だけを食べる。どういうことかというと。
野菜、例えばキャベツや、ニンジンを食べるとそこで無くなってしまいますよね。ただ、木の実だけを食べていれば、その種を絶やさずに、共生できると。
私的には凄くしっくりくる考え方でした。
ベジタリアンについての分類が終わったところで、次はその人口についてみていきたいと思います。
ですが、ここで信頼性のある数字を見つけてくるのが難しいという問題に遭遇しました。
きっと上で示したように、ベジタリアンの定義や種類に色々あるからだと思います。
あくまで参考の数字ということでこちらのサイトを参考に数字を見ていきます。
このサイトによると、最もベジタリアンが多い国は
インド!!
来ましたねこれは。なんと42%もの人がベジタリアンのようです。
2番目がアメリカで14パーセント。
イギリス、イタリア、ドイツが10%ということです。
2番目のアメリカに3倍もの差をつけるインド。
これからベジタリアンに関する記事を書こうとする私には追い風といったところでしょうか。笑
さて、気になるのがなぜ彼らがベジタリアンなのか。
一番の理由は宗教ですよね。インドにおいてはそうですし、それがほとんどであると思っていました。
しかし、欧米のベジタリアンの方たちは地球市民の一員として、積極的にその選択を取っているということがわかりました。
ある者は動物愛護のため、ある者は地球の食糧問題を考え、ある者はオシャレの一環として。
というのが実態のようです。
そもそも私がこのテーマを書こうと思ったもう一つの狙いはこの地球市民という視点から。
それでは今日はこの辺で。
これからのブログでの深掘りを楽しみにしていただけたらと思います。
三浦
本当に終わりだよ!