「チャーイチャイチャイチャーイ!」
なますて、武本です。
先日の中村の本物の記事は面白かったですね。
彼のインド愛もこれまた本物。
今日もそんな本物についての記事です。
タイトルを見てピンと来たあなた、「チャーイチャイチャイチャーイ」のあの独特のリズム。きっとインドのニオイを思い出したのではないでしょうか。
そう、「チャイ」です。
あ、「チャイ」ってご存知ですか?
インドに来たことがある方はもちろん、来たことのない方も名前くらいは聞いたことがあるかも。最近は某スターバックスのメニューの中にもチャイラテ的な気取ったメニューがあるくらいですからね。本家チャイも負けてられません。
自分はほぼ毎日必ずと言っていいほど昼食後には「チャイ」を飲みます。
インド滞在もトータルするとかれこれ1年以上になりますが、ふと今日もチャイを飲みながら、幸か不幸か考えてしまったんです。
・・・あれ、今まで「チャイ」何杯飲んだんやろ・・・?
って。
ざっくりですが計算結果が出ましたので先に発表すると、
かるく1000チャイは超えるかと思われます。
ちなみに、インドの「チャイ」はめちゃめちゃ甘くて、時にはもはや液体を名乗っていいのか怪しい「チャイ」を出す店もあります。
今まで摂取した砂糖の量を考えると、ほんまに恐ろしいことになりそうです。
自分が⒈年間で飲んだチャイが1000杯ということは、現地のインド人は人生でいったい何杯のチャイを飲むのでしょうか。インドの平均寿命は66歳、しかも現地人はもっとチャイ飲むと思うんで、
1000杯(1年)×66(歳)×1.5(インド人補正)
=99000チャイ
すさまじいですね。(計算はめちゃめちゃ適当です、すいません。)
しかも追い打ちをかけて、インドの人口は13億人です。
チャイは本当にローカルな飲み物で、収入が高くない人でもおそらく毎日チャイを飲みます。1日に1人のインド人が1~2杯「チャイ」を飲むと考えると
20億チャイ
が一日で消費されていると考えられます・・・!
一杯だいたい5ルピー前後なので、100億ルピーのお金が一日で動いているということになりますでしょうか。恐るべし、「チャイ」。
インドは乳製品・砂糖の消費量が世界でも有数の国ですが、これも「チャイ」があるからなせる業でしょう。
しかし、一方でインドでは心筋梗塞で亡くなる方も非常に多く、高血圧が国中で大きな問題ともなっています。健康意識の高まりを感じますね。
オフィスの近くにもチャイ屋が何軒かあるんですが、自分は毎回同じチャイ屋に行きます。別にたいして美味しいというわけでもないんですが、まあなんというか、応援してるスポーツのチームみたいなもんでしょうか。
何回も通ううちに顔を覚えられて、行けば何も言わずに濃い目の「チャイ」を出してくれるあのチャイ屋の兄さん、連絡先まで交換してしまいました。
日本ではもうチャイ屋なんてもちろんないですが、自分はインド独特のこの「チャイ」カルチャーが結構好きだったりします。みんなでよってたかって「チャイ」飲んで、ゆっくりとした時間の中で誰かとちょっと話したり。
チャイを売る人たちの暮らしや、チャイによる経済効果など、深められるテーマはたくさんありそうなので、またの機会に記事にしたいと思います。
そういえば、滞在していたゲストハウスで「チャイ」という名前の猫を飼っていたのを思い出しました。結局よその家にもらわれることになってけど、元気でやってるかなー。
以上、武本でした!