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我々は何に従っているのか、いないのか。

中村です。

 

ちょっと知られているようであまり知られていないインドの本当について書きますね。

インド人って聞いてみなさんの頭の中に浮かぶイメージは、おそらくターバンを巻いている人か、沐浴をしている人、もしくはインドカレー屋の人だと思うけど、実際、インド人の容姿はかなり地域ごとに異なる。

 

デリーの街中を歩いていてもそれに気づくことはできるけど、もし興味があれば、デリーの北のほうにあるチベタンコロニーに行ってみるといいと思う。北といっても、全然遠くない。メトロですぐに行ける。

 

場所に着くと分かりますが、明らかに町の雰囲気がデリー中心部と違う。

そして人々の容姿もかなり異なる。食事も違う。

人々の写真を撮らなかったので、伝わらないけど、町の様子を撮ったわずかな写真を苦し紛れにアップしときます。

 

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ではでは、今日はインドで考えた「マナー」についての話を書きます。

 

日本でも、外国人観光客のマナーが騒がれたり、

日本人も昔は海外でのマナーが悪かったなんて話は誰しもが聞いたことがあると思うけど、

ここインドでもマナーについて考えさせられることがあって。

 

それは、インド人との会話の中であったり、街を歩いる時だったり。

 

例えば、日本との大きな違いとしてあげられるのはメトロ事情

 

デリーのメトロ自体は非常に綺麗で、多くの人がインドと聞いて思い浮かべるような「カオスな世界」とはかけ離れている。

 

でも、日本との決定的な違いは、「電車を降りる人が優先ではない」ということ。

 

駅に電車がついて、ドアが開くと同時に、ホームで待っていた人が我が先にと電車に乗り込もうとする。

降りる人はそのような人たちをかき分けて、やっとの思いで電車から降りることができる。

何も、降りる人をまず降ろしてあげれば、その分スペースができて、電車に乗る側にもプラスなのに、そうシンプルな話でもない。

 

なぜかというと、インドでは、誰かが列に割り込むということが頻繁に発生するからだ

 

つまり、1人の人間が電車を降りる人を待っていたとしても、他の人が電車を降りる人を気にせずに電車に乗り込むのであれば、自分だけ損することになる。そんなんだったら、最初から待つなんてことはしないほうがいいという話になるのもわかる。

 

こういった話をインド人とすると、皆が口を揃えていうのは、インドはまだ発展途上にあって、十分な教育を受けてない人もいるから、マナーを意識しない人が多いということだ。(そもそも何をもってマナーとするか、また何ももって良しとするかについては非常に難しいことではあるが、インド人の話では列を守ることはマナーとしてあるべきだという前提がある。)

 

冒頭に述べたように、過去の日本人の観光マナーの話にもあるように、もしかしたら国の発展に従い、教育を受けたり、他国の人間や他文化により多く触れる機会が生まれると、それなりに国のマナーに修正が加わることはあるのかもしれない。そういった意味で、インド人が僕に言ったことも筋が通っているのかもしれない。

 

んで、こういった一面を垣間見た気がした出来事があって。

それは、先日グルガオンに行った際の話なんだけれども、銀行の前で列をなす人々にちょっとした違いが見られた。

 

銀行の前の列の話は三浦が書いているのでご紹介。

 

 

三浦が書いているように、列に並ぶ人々はほぼ密着して待っている

 

でも、グルガオンのかなり立派なレストランが集まった場所では、銀行前で並ぶ人々の間に、適度な間隔があったのだ

これが偶然なのか、それとも、発展するグルガオンにおいて人々の意識に変化が生じているのか、定かではないが、非常に興味深く眺めていた。

 

そうすると、疑問がもう一つ浮かび上がって来て、

そもそもなぜ適度な間隔をあけることがマナーの一つとして考えられるようになったのかということ。

そしてそれはどこから来たのかということ。

 

その疑問は疑問として今も残っているが、もしこのようなマナーの普及が進むと、

世界中の国々にある種普遍的なマナーが存在するようになるのだろうか。

 

それは良いのか悪いのか、おそらく両面があるのだと思うけど、

なんかこう、国の色々な側面が均一化されていくことを寂しいなと思ってみたり。

 

中村