カレーは手で食べたほうがうまいだろって話
Vanakkam(ワナッカム)
三浦です。
ワナッカムは、ナマステと同じ意味です。
何が違うかというと、大雑把に言えば、使われる州が違うんですね。
インドといえばヒンディー語ですが、実は多様な言語があります。
それについては武本君がこちらのブログで、少し触れています。
jugaad-india.hatenablog.com
ここは、マスター武本に任せつつ、機会があれば私もいずれ書きたいと思います。
さて今日は、上のブログに続いて、私もご飯の話でもしようかなと思いますが、本題の前に。
まずインドでの食事について、
今から二か月前、初めてオフィスに行った日に食べたランチがこちら。
豪華...かな?
目の前にバナナの葉がひかれ、それぞれみんな水をかけて綺麗にするんです。
(これに関しては、元々綺麗なものを、一種の儀式としてやっているようですが。)
一つ一つ並べられていく料理にインド生活の始まりを祝われているような気がして、心が躍ったことを思い出します。
そして店員さんが料理持って歩いてくるので、頼めばいくらでも貰えます。
立たなくてもいいバイキング、若しくはカレーのわんこそばとでも言いましょうか。
味は、おいしかったり、何とも言えなかったりですが。
ちなみに、真ん中にある黄色い餃子みたいなものは、甘くておいしいスイートです。
ここから私の怒涛のカレー生活が始まります。
チキンバターマサラとロティ
じゃがいものカレーとチヤパティ
パニールバターマサラとナン
(ナンとかロティとか何が違うの?って話もまた今度しますね。)
残念ながらライスの写真がなかったのですが、もちろん食べます。
ご存知のようにパラパラなタイ米(インディカ米)を、カレーと混ぜて食べます。
武本君が挙げているビリヤニの写真が、みなさんの想像を助けると思うので是非上のリンクから。
インドでの生活といっても様々だと思います。
ただ、私に限って言えば、三食カレーと言っても過言ではありません!
うわさ通りですよ。
さてさて、私の食生活を知っていただいたところでやっと本題です。
タイトルの通り、「カレーは手で食べたほうがうまいだろ」って話。
はいはい。まずカレーを手で食べるっていう話はよく聞く話ですね。
全くその通りで、手で食べています。
最初はこれはもう大変でしたよ!
ご飯の度に、同僚や、ルームメイトに笑われるんです。
「なーに笑ってんだ!!」
って言うとこれまたゲラゲラと笑われるわけですが。
あまりに笑われるもんだから聞いてみるわけです。
「何が面白いんだ?」
すると彼は、ニヤニヤしながら、
「お前肩がこんな風になって上がりすぎだよ」
(ビートたけしさんが首ひねってる感じというと伝わるでしょうか。)
なるほどなるほど。確かに面白い。
最初は、何が難しいって片手でナンをちぎることだったのですが、どうも違うところが面白かったよう。
それから、こんちくしょー、お前たち箸使えないくせに!!なんて思いながら必死の練習。
するとどうでしょう。インド人顔負けの手さばきになったではありませんか。(自己評価)
いやぁ、これだけでもインドに来た甲斐があったなぁ、なんて思っていたのが半月前。
そんな時に衝撃の事実が判明したのでした。
それは、インターンシップのクライアントでランチを頂いている時でした。
コンサルティングの会社に勤めているのですが、ちょうど半月前から、付き添いなしで一人で仕事をし始めました。
ランチも一人だったので、ぼーっと周りを見渡していたとき。
・・・・・・。 ・・・・・・・ん? ・・・あれ?
女性を中心に、割と多くの人が、スプーンを使って何だか上品に、綺麗に食べていらっしゃる。
ほうほうほうほうほうほう。 ・・・ほう。
これについては、ちょうど中村君の記事でも触れています。
jugaad-india.hatenablog.com
必ずしも右手だけとか、手で食べるとか、決まっているわけではありませんよと。
「そうか。手で食べなくてもいいんだ。」
はい。 安心感・・・ではありませんでした。恋人を失うような感覚とでも言いましょうか。(言い過ぎた)
実際手で食べると何が起きるかというと、
①食事中自由に使えるのが左手だけになる。
②ちょっと見た目的にも、衛生的にも問題があるように感じる。
③手からカレーの匂いがするようになる。
こんなところでしょうか。
デメリットばかりじゃないかと、こんなものやめてしまえと。
そう思いながら、今でも毎日手で食べています。
だってスプーンはヨーグルト食べるために綺麗に取っておきたいし、
何よりも、手で食べたほうがうまいからね。
三浦