エレベーターおじさんとインド人の仕事①
さて、今日が初めての記事になります!簡単に自己紹介を。
中村より、「インド人みたいな日本人」なのか「日本人みたいなインド人」なのかわからない、との紹介をうけました、武本です。
なんと、自分でも驚きなのですが、パスポート確認したところ、今回でインド入国は6回目になります。
「なんや、そんなにインドばっかりいって何してんねん?!」
という突っ込みをうけそうなのですが、ざっくりいうと日本の大学でヒンディー語を勉強しています。で、インドやバングラデシュで旅行、留学、インターンシップなどをして、現在はまたまたインターンシップをしております。
いやー、入国審査でも6回目ともなると怪しまれたりもするんですが、
「バイヤー(ヒンディー語でお兄さんの意)! インドは ”来るものは拒まぬ” やろ?僕はインドが好きなんや・・・!」
とか思ってもないことをヒンディー語でいうとあっさり笑顔で通してくれたりします。
ブログの趣旨は中村が説明してくれた通りで、インド滞在を通しての
「気づき」
よく考えたら日本ではあり得ないこととか、なんやこれ!?って思うことを、うっかりスルーしてしまわないように、「ブログやる?」と誘ってもらった形です。
つらつらと書きましたが、早速今日のお題です。
「エレベーターおじさんとインドの雇用」
さて、今回ご紹介するのが一見何の変哲もないこのエレベーター。
僕はホテルの5階に住んでいるので、いつもこのエレベーターを使います。
今朝も、
「よし、今日もオフィス行って仕事するでー!」
と張り切っていました。
ほんとに、このエレベーターがなかなかこないのですが、
ようやくエレベーター到着。
「やっと来たか、遅いねんこのエレベーター」とか思いながらさっと乗ろうとすると、
そこには先客がいました。
まさに、なんでやねん。しかもなんで座ってんねん。
彼はもしや、
(ELEVATOR ATTENDANTS - SHOPPING | IS JAPAN COOL? より抜粋させていただきました。)
エレベーターアテンダント?!
おじさん、"Good morning, sir," と一言。 渋いですね。
そう、なにを隠そうこのエレベーターにはいつもこんな風におじさんが座っているんです。
ちなみに広さは目測約1.5畳ほどです。
話を聞くと、当番制らしいですが1日のうち9時間はここに座っているとのこと。
移動階へのボタンを押してくれたり、各階にいるルームキーパー間のおつかいをしたりもするみたいです。
人が4人のって満員になるくらいのエレベーターなので、狭いです。
正直、いなくてもいい気がします。もっと他にやるべき仕事がある気がします・・・。
が、しかし! ここにインド人の仕事に対する考え方が隠れているのかもしれません。
これまでのインド滞在でも、いわゆるローカル度が上がると
「この人、ここに雇われてるけど、何してんねや・・・?!」
と、思わせてくれる人をたくさん見てきました。
次回木曜日はこのインド人の仕事に対する考え方に、迫ってみたいと思います!
武本